San Siro
Duomo駅から地下鉄に乗ってLotto駅で乗り換えてSan Siro Stadio駅へ
20分程で到着
車内には”ロッソ・ネロ”のマフラーを巻いたミラニスタがたくさん!
もうその光景を目にするだけで胸が高まった!
Duomo駅を出た頃はまだ明るかったのにSan Siro Stadio駅に着き、地上に出ると日が沈んで辺りは真っ暗に。その暗闇の中でライトアップされたサン・シーロの存在感はものすごかった
8万人収容というだけあって遠くから見てもかなり大きい
駅を出てスタジアムへ急ごうという時に黒人2人組に話しかけられ、赤と黒2色の手作り風ミサンガを売りつけられる。「どこから来た?」と聞かれたので「日本」と答えると、1人の男が「トーキョー、オオサカ、ナゴヤ―・・・」と日本の都市名を列挙していて感心してしまった。次に来るときにもしまた絡まれても無視しなければ。。。
スタジアムの近くまで行くと両チームのグッズを売る露店やハンバーガーやサンドイッチなどの食べ物を売る店などが道の両脇にズラリと並んでいて祭りの出店のようだった
ドーハからミラノへ飛ぶ飛行機で機内食を少し食べたっきり何も食べておらずお腹が空いていたのでハンバーガーを一つ買っていざスタジアムへ入場
スタジアム内へはチケットに書かれているゲートから入るとのことで、そのゲートを探さなければと思っていたけれど、すぐ目の前にそのゲートがあったので入場する
キックオフの2時間半前、待ち時間ゼロで入場できてしまったので拍子抜け…
客席へ続く短い階段を上ると、目の前にはいつも画面越しで見ている風景が広がった。うっすらと霧がかかっていて三階席の最上部は裸眼ではハッキリとは見えない
「ここがACミランのホームスタジアムかぁ」という思いと、「ここで数々の試合が行なわれてきたんだなぁ」という思いで鳥肌が立つ
年季の入った、綺麗とは言えないこのスタジアムで数々の名試合が行なわれてきて、そして現在、このスタジアムをホームとする2つのクラブに、共に日本代表として長くプレーしている同い年の本田圭佑選手と長友佑都選手の2人が所属しているという事実に目頭が熱くなる…
キックオフ2時間前のミラン側ゴール裏
この日のチケットはほぼ完売と聞いていたけれど、さすがにまだまだ客席はガラガラ
スタジアムの客席を一周するように様々な横断幕が張られている
外国のファンクラブからのものやレジェンドの名前の入ったものなど種類豊富
自分の席に座ってみたり、少しだけ離れたところにあった関係者席やVIP席と思われるような座席の方をを覗いてみたりとスタジアムの雰囲気を楽しみながら選手の到着を待つ
突然場内の音楽が変わり、大音量で聞き覚えのある音楽が流れる
Milan milan solo con te
Milan milan sempre per te
ミランのチーム応援歌「Milan Milan」
そしてバックスタンド上に備えつけられた大画面に真っ黒なチームバスが映った
ACミランの選手の到着
場内からは大きな拍手が巻き起こった
ライブ映像が終わり、しばらくするとスーツ姿の選手達がピッチへやってきたけど自分がいるところからは若手選手のダヴィデ・カラブリアとホセ・マウリの2人しか確認できなかったのが残念
のちにインテルの選手もスタジアムに到着し、その様子が同様に画面に映し出されると、
これでもかというくらいにミランのゴール裏二階の「クルヴァ・スッド」からブーイングが沸き起こった
選手到着、芝チェックの次のお楽しみはピッチでのアップ
ついにミランの選手達を生で見ることができる嬉しさでいっぱい
20時を過ぎた頃、ミランのGK陣がピッチに入って試合前の練習を始めだした
プリマ上がりの16歳 ジャンルイジ・ドンナルンマ、ベテランのクリスティアン・アッビアーティ、今シーズン途中にプリマから昇進したアレッサンドロ・リヴィエリ
アップ前のドンナルンマ
GK陣のアップが始まってからしばらくするとそれまで流れていた音楽がアップテンポなものへ変わり、音量も何段階も上がる
フィールドプレーヤーが子供たちがつくる花道を通ってピッチへ出てきた
少しだけボールに触って選手全員で円陣を組む
この最中にまたクルヴァから耳が痛くなるほどのブーイング
何事かと視線を移すとインテルの選手も遅れてピッチへ出てくるところだった
いつもより熱の入った締め方だったような気がした
円陣後、スタメン組とベンチ組に分かれての調整が始まる
【スタメン】
ドンナルンマ
アバーテ アレックス ロマニョーリ アントネッリ
本田 クツカ モントリーヴォ ボナヴェントゥーラ
ニアン バッカ
【ベンチ】
アッビアーティ リヴィエリ
デ・シリオ カラブリア サパタ シミッチ
ポーリ ベルトラッチ マウリ
ボアテング メネズ バロテッリ
ヘルニアの手術をしたため長い間ベンチ入りしていなかったジェレミー・メネズがこの日、久しぶりに招集されていた!
各々集中した様子でアップをしている中、同じ右サイドのアバーテが話しかけるまでずっと動かず本田選手はしばらく何かを考えているような姿が印象的だった
スタメン組がゴール裏に向かうとそこにいるたくさんのサポーターからは大きな声援が上がった。それに応えるように手を高く上げ拍手をする選手たち
サブ組がロッカールームへ戻る頃、スタメン組はシュート練習を始めていたが、サブ組の中のボアテングとバロテッリは残ってスタメン組に混ざった
特にバロテッリはサブ組で練習している最中もスタメン組の様子を気にしているのが目に見えて分かった
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